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欲しい言葉
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大きな山のふもとの小さな村には 見習の白い魔法使いがいました。 帽子も服も髪も 全部白い魔法使い。 見習の白い魔法使いは 何でもお手伝い。 掃除、洗濯、食事 何でも魔法であっという間に。 村の人は 感謝、感謝。 「ありがとう♪」 「ありがとう♪」 でも、それが一年、二年続くと… 当たり前になっていきました。 掃除、洗濯、食事…。 やってもらって当たり前…。 見習の白い魔法使い。 不思議…だんだん色が黒くなっていきました。 魔法も使えなくなりました…。 「困ったな」 「困ったな」…。 今は、黒い魔法使い。 ある日、道を歩いていると おじいさんが荷物を運んでいました。 『手伝います!』 「ありがとう♪」 ビックリ黒い魔法使い。 白い魔法使いに元通り。 『その言葉って 力に力になるんだよ♪』 |