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願いはひとつだけ
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昔々小さな村には大金持ちの人がいました。
どうして大金持ちになったのかは分かりません。 大金持ちの人はとても淋しがり屋。 だけど自分からは話しません。 そして誰も話し掛けてくれないのです。 お金持ちの人は皆が話し掛けてくれないので 毎日毎日怒ってばかり 「なんで皆ワシに話をしないんだ!」 そう毎日毎日…大金持ちの人は淋しくて 死にそうになりました。 そして、ある日大金持ちの人は命と引き換えに 願いをひとつ叶えてくれる悪魔のところに行きました。 大金持ちの人は悪魔に言いました。 「悪魔よ、命と引き換えに願いを叶えてくれ! 皆、ワシに喋りかけてくれ!」 悪魔はケラケラ笑って言いました。 「また来たの?君の命はひとつだよ♪」 「前に来たでしょ?大金持ちになりたいって。 命がない人には誰も話し掛けないよ♪」 |