☆ back ☆
優しさと嘘
|
昔々 小さな町には 大きくて優しくてとても嘘が嫌いな 郵便屋さんがいました。 郵便屋さんはとっても 仕事熱心。 渡された手紙を 風が強くても 雨が強くても 届けてくれます。 『嬉しい顔を見に行こう♪ 手紙が手紙が嬉しさ運ぶ♪』 ある日、小さな少年が 郵便屋さんに手紙をもって来ました。 『はい。分かりました。 おじいちゃんにだね。 あ…でも…住所は?』 「天国♪」 郵便屋さんは びっくり…。 でも…でも… にっこり笑顔。 『分かりました♪ お届けします♪』 郵便屋さんの嘘。 嬉しい顔を見たいから…。 その夜 郵便屋さんはベットの中。 夢の中。 少年のおじいさんに出会います。 起きたらビックリ! 手紙がありません。 代わりに不思議な手紙… 宛名はおじいさんから。 『嬉しい顔を見に行こう♪ 手紙が手紙が嬉しさ運ぶ♪』 |